メダカの学校 その2 トップページに戻る
前← 目次 →次
 メダカの学校には付属の「淡水魚水族館」があります。なるべく自然に近い
形の施設にしたいとの事で、水族館は造らない方針だったようです。ところが
要望が多くて、ある個人の方が飼っておられたものを預かって今年開いたそう
です。側を流れる旭川の魚が20数種類入っています。私はもう長らく川に入
っていないので、久しぶりの懐かしい対面がたくさんありました。
 オヤニラミ(落合呼名ヨツメとも)。小学生の頃、入り江の川底の落葉に隠
れているのを捕ったものです。あの熱帯魚風の姿で直線的に勢いよく泳ぎ、山
のイノシシに似た感じの魚でした。「まだ旭川にいますよ。」と話では聞きま
すが、水族館以外ではもう50年近くも見かけていません。
 アカザ(チョウナイ、チョウキリ(手を切る?))。石の下に手をつっこんで
魚を手掴みしている時、よくこれにやられたものです。ギギと同じようにトゲ
をもち刺されてピリッと傷み、びっくりして手放したものです。久しぶりに水
槽のアカザを見ても、幼い頃の嫌な感じか体を走りました。赤いレンガ色のあ
の魚が「三つ子の魂百まで」嫌いになっているのでしょう。

                              (94/12/28)