疎開12:心美しく たくましく トップページに戻る
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 今回の阪神大震災で社屋が壊れながらも発行を続けている「神戸新聞」に、
この「高羽文庫」が大きく取り上げられました。(平成4年8月5日)
 見出し「集団疎開から交流50年 神戸・岡山」
    「世話になったお礼に・・感謝の図書寄贈・・大きな実結び・・」
 終戦から47年。「疎開の引き受けから50周年の節目に向け、記録集をま
とめたい」という岡山県下の小学校の呼びかけにこたえ、疎開児童だった神戸
の主婦等が編集に協力することになった。
 すでに15年前から「疎開当時、世話になったお礼に」と、神戸から児童図
書のプレゼントを続けており、岡山側でも疎開や交流のいきさつを平和教育に
役立てて来た。「交流が大きな実を結び、感激です。これからも地道に本を送
り続けたい」と主婦たちは張り切っている。(詳細記事は省略)−−−−−
 (最後に資料集下巻より) 幼い頃の体験は生涯を左右する大きな力を持っ
ています。学校では今、心ふれあう体験を通して「心美しくたくましい子ども」
を育てようと取り組んでいます。子どもたちがまわりの人々や自然・文化にふ
れ、『高羽文庫』を贈って下さる方々の心にふれることによって、平和を願い
ふるさと落合を愛する人に育ってくれますよう祈っております。
 === 連載完 ===  連載させて下さった「たじまもりHP」に感謝します。
HPの皆さんからいろいろコメントいただき有り難うございました。今回の阪
神淡路大震災に遭われた方々が、悲しみを乗り越え、震災体験を活かして、こ
れからを 心美しくたくましく 幸せに生きてほしいと念じています。

                              (95/03/22)
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