カイツブリ トップページに戻る
前← 目次 →次
 9日の朝。わが家の前の旭川をカイツブリが3羽並んで泳いでいました。1
羽は離れた所で水面にスーと軌跡をつけながら川を横切っていました。寒い水
に長く潜るカイツブリを見て「あそこへ浮かぶで。」「いや、あっちじゃ。」
と浮かぶ位置の予想ゴッコをしながら、小学校へ行き帰りしたものです。
 子供の頃から「今年もまた来たなぁ。」と見慣れていましたが、一時姿がみ
られない年が続いていました。それが最近また姿を見るようになりました。
 カイツブリは遠くの国から冬に渡来するものだと思い込んでいましたが、こ
の辺りの池などで繁殖しているのが、川にやって来るんだと最近知りました。
 カイツブリ仲間で大型のカンムリカイツブリの渡来が近年増えたそうですが、
これは冬鳥です。その冬鳥の筈の鳥がこともあろうに、もう1年間も住み着き、
それも湖沼が好きな鳥が川へ。「カンムリカイツブリが旭川上流に留鳥」これ
はマスコミが押し寄せるような大ニュース?なんですと。(鳥好きな知人の話。
まだ未発表、いや隠しているでは無くて。)けれども鳥に詳しくない私には、
別に珍しい話ではありませんよ。「ベツニー」

                              (94/11/12)