ここにおさめられた６４編のエッセーは、1994年9月から1995年3月の間、私が
開催しました「たじまもりＨＰ」というNIFTY-Serveのホームパーティに浪本
さんが残されたログを編集したものです。浪本さんは、ＨＰの中での会話のコ
メントであっても、それぞれの発言に独自のタイトルを付け、一発言２０行以
下という書き込み制限の中で素晴らしい文章を残してこられました。その一つ
一つは、どれもこれも浪本さんのやさしさにあふれていて、読む者の心を暖か
く包んでくれます。

編集にあたり、ＨＰでのやりとりに関係する部分を削除し、それぞれが独立し
たエッセーとなるようにしました。本文に手を加えた部分はありません。
本編集作業とホームページへの公開にあたり、浪本さんから快い許可を頂きま
した。どうか、山を愛する皆さんに、浪本さんの心にしみるエッセーを読んで
いただきたいと思います。そして美作の山里の風景を、心の中に描いてみてく
ださい。きっと、やさしい気持ちになれると思います。

なお、タイトルの「みまさか日記」は私が付けさせてもらったものです。岡山
県美作地方の落合という小さな山あいの町にお住まいの浪本さんの、柔和なお
人柄が偲ばれるような素敵なタイトルになったと思いますがいかがでしょうか。

1996年12月6日
たじまもり:PED02620@niftyserve.or.jp


編者注：掲載したすべてのエッセーの著作権は浪本一郎さん
        (E-mail:PXK06462@niftyserve.or.jp)にあります