1995.11.16(木)
岩ゆるぐ泉山
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 11月16日(木)いつもの泉山(1209m 岡山県北部 奥津・鏡野町)
に年寄り連れ4人で登りました。終日 快晴で、南の瀬戸内海と北の日本海で
泳いでいる魚がはっきり見えるんでは・・・という位 よく見えました。

8:00 鏡野町公民館に集合 1台に乗り合わせて万葉の道を北進
8:40 駐車場 登山開始
9:00 中林の滝 邪魔な枯れ杉を始末して、前の紅葉を朝日に透かして撮影 
9:30 コマユミの赤い実の二の滝から植林の中をトラバース
10:00 メグスリノキを右に眺めながら、天の川コースを上へ上へ
10:30 2日前の初冠雪を踏みながら、かなり水量のある十六夜の滝を通過 
11:00 南尾根にでると展望台 津山市はまだ雲海の底 初雪を食べる ツメタイ
11:30 南峰「井水山 イズミヤマ」山頂 雪で白い大山ダイセン を間近に見て昼食
12:30 滑る雪道を伝いながら「のぞき岩」を覗き、展望にふける
13:30 津山高校ヒュッテ 泉は渇れている プラ擬木の長い長い階段を下る

14:00 <ゆるぎ岩> いつもは、横を通りながらも、わざわざ見に行くほどの
岩では無いだろうと素通りしていました。「今日は、チョット見ておくかなぁ」
と、荷物を降ろして、わき道に入り、ロープにつかまって岩に上ります。岩の
向こうは崖っぷちに向けて踏み跡が伸びています。木をかき分けながら下って
行くと、滝の真上辺りに出ます。その突き出た先に壁岩があり、そこから跨げ
る距離に「ゆるぎ岩」があります。上の面はタタミ一畳ほどで、高さ4mほど
の柱状の岩です。「Mさんは高いところがキョウトウ(怖く)ないんジャケイ
(だから)、あがって見いや・・・」 するとMさんがヒョイと飛び乗ります。
そこまでは何事もなかったんですが、途端に大岩がユラーと揺れました。「お
い、早よう降りっ!」マアびっくりしましたナー。Iさんが壁岩につかまりな
がら、こわごわと足を伸ばして「ゆるぎ岩」を押すと、ユラーユラーと揺れま
す。ガタツイテいる虫歯です。「ありゃぁ 地震で落ちるで」などと話ました
が、永い年月落ちずに揺らいでいるんでしょう。
真下は「火の滝」 滝壷までは150m以上でしょう。コワイ コワイ

14:30 駐車場に無事下山
15:30 紅葉名所の円通寺によって撮影
16:40 鏡野公民館で解散

please mail to akiyuki@soon.com(メール代理受:黒江彰之)