デジカメ(E-100RS) の紹介と活用のヒント
【E-100RSのご紹介】
E-100RSは OLYMPUS CAMEDIA E-100RS が正式名です。
このカメラがその真価を発揮するのは
1.鳥の翔びたつ瞬間の写真を撮りたい。
2.鳥が餌をとる瞬間の写真を撮りたい。
3.今人気のアザラシや鯨の水面に飛び出す瞬間を撮りたい。
4.運動会など子供たちが動き回るところを望遠で撮りたい。
・・・というように「遠くの」「動きの予測できない」「動きの速い」
ものを撮る時です。それを可能にしているのが
1.1秒間に15枚の高速連写
2.10000分の1の高速シャッター
3.光学10倍ズーム(テレスコープを別途購入すれば、更に倍率UP)
4.光学10倍でも手持ちでチャンスを逃さない『手ぶれ防止機構』
5.そしてチャンスを逃さない『プリキャプチャー機能』・・・これは
シャッターを半押しすることで、撮影が始まり、シャッターを押す
までの数カットが記録される・・・というものです。これで、鳥の
飛び立つ瞬間が撮れるわけです。ボイスレコーダーなどでよくある
機能ですね。
これらの機能を全て備えたカメラは、私の知る限りでは、現在もありません。
ただ、解像度は1.4Mピクセルですので、最近の5Mピクセルのデジカメ
と比べると多少見劣りしますが、それほど大きくないプリントやインター
ネットへUPする用途であれば十分な画素数です。
プログレッシブCCDを使用している割には、画質は評判がいいようです。
ただ、私が撮る限りにおいては、なかなか、うまく使いこなせていない
ようで、そういった意味でも勉強中です。
野鳥観察に、またデジスコをされる方の補助的なカメラとして、特に
『トビモノ』を狙われる時には極めて有効なツールとなります。
最近価格の下がってきた一眼デジカメよりも、優れた沢山の特長を
持っています。OLYMPUS E-100RS は2000年に発売され、今はもう製造
されていませんが、発売当時の価格は16万円もした伝説の『名機』です。
今はオークションや中古でしか手に入りません。
【詳しいスペック】
◇メーカーページ
http://olympus-imaging.jp/jp/imsg/LineUp/Digicamera/E100RS/
◇メーカーがファームを間違えて出荷したことがあります
http://olympus-imaging.jp/jp/imsg/LineUp/Digicamera/Info/e100rs.html
【活用と工夫】
- 鏡胴に革のワッカを巻く
疵がつかず、色あせを防ぎます。
スポーツグラブ375の『★デジカメ関連商品 』で取り扱っています。
- 鏡胴に『スカイサーファーIII』を取り付ける。
高速に移動する物体(鳥など)はファインダーの視野に捕らえ難い。
そこで、照準器で追うと機動的。
高射砲の照準器とおんなじ。
うまくいくと『絶妙のタイミング』に当るかも・・・(^_-)
『スカイサーファーIII』はフィルドースコープの筒に巻くための
ベルト『スカイベルト』がオブションで売られているので、
E-100RSの鏡胴に簡単に取り付けられます。
私は、デジスコ用に持ってましたので、ちょっと試してみました。
E-100RSは通常三脚なしで使用していますが、照準器は、三脚で固定するか
安定した場所において調整します。
KYOEIの『商品情報』⇒『便利小物 グッズ』で取り扱っています。